寺島:薬のようなもの、偽薬を飲ませて、あたかも薬を飲んでいるような効果がでるというプラセボ効果というものがありますが、そういった効果は精神を救っていることと同じようなことでしょうか。
小柳:そうですね。同じメーカーの同じ薬を処方されたとしても、名医が処方したものとそうでないもので、名医が処方したものの方がよく効くということがあります。
それは、名医の診察を受けたのだから治るという患者さんの気持ちもあるし、名医が患者さんに無意識に希望を与えているという事もあると思います。
つまり、この先の未来に明るい希望があると、お医者さんを通じて受け取っているのではないかと思います。
そういう風に思わせることができるのは、名医と呼ばれるお医者さんの意識の力なのです。
最近ではオーラとも呼びますが、意識はエネルギーですから、それも力と言っていいと思います。
寺島:よく芸能人はオーラがあるといいますが、オーラを感じるということはどういう状態でしょうか。
小柳:実際にオーラ眼鏡やオーラ写真というものがあり、旧ソ連が開発していたそうです。
結果的にオーラは目の焦点をぼかすことで見る事ができる、技術的なものです。
色がつくかは、その人の色彩感覚によるので、鍛えてあげればうまくいきます。
つまりオーラを見る方法は存在します。
早い人では30分〜1時間ほどで見え始めます。
旧ソ連のオーラ眼鏡と言われるものは人の見る黄色をカットしているので、使うとマゼンダ色に見えます。なので先天的に見えるという人は、先天的に黄色が見えにくい人なのではないかと言われています。
後天的にオーラを見ようとする人は訓練しますので、見ようと思えば見えますし、見ようとしなければ見えません。
後天的に見えるようになると、スランプに陥ってもまた訓練し直せばいいですが、先天的に見える人がスランプになるとどうしていいかわからなくなります。
時折、霊能者さんたちが相談に来られるのは、そういう事だと思います。
寺島:人を救うといっても色々な救いがあると思います。いわゆる宗教での癒しや肉体的な病気での癒しなど。
小柳さんの救いとは精神的なものですか?それとも何かが解決していくようなものなのでしょうか。
小柳:名医が与えている無意識の治療にも通じますが、人は希望を持つ事で元気になりますし、結果、肉体的にも元気になります。
希望を持つという事は魂を育て、魂が育つと心も育ってきます。
運命学や気の力、エネルギーの能力を通して、みなさんにも人に希望を与える存在になってもらいたいと考えています。
これは、特にいま肉体に対しての治療に壁を感じている方々へお伝えしたいことです。